1. 18 August, 2011
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    276 名前:名無し職人 sage 投稿日:2008/08/25(月) 22:42:14 
    本当は書くべきじゃないのかも知れんが、久々に堪らない思いになった。

    一応、医者の端くれとして働いている。こういう生業だから、人の死に接するのは少なくない。
    ちょっと前、診察に訪れた若者に余命宣告をしたばっかりだ。

    俺:誠に申し上げにくいのですが・・・。
    男:はい。
    俺:・・・肺癌です。しかもだいぶ進んでいます。はっきり言います。1年もつかどうかです。
    男:・・・ガ、
    俺:?
    男:ガーン・・・・・・ なんちって・・・。
    俺:・・・け、結構余裕ですね・・・。
    男:ええ、まあ・・・。

    聞けば酒も煙草もやらないというのに、なんとも不憫な巡りあわせであった。
    ただ、衝撃的な事実を告げられても、この歳でこれほど冷静なのにも驚いた。

    277 名前:名無し職人 sage 投稿日:2008/08/25(月) 22:45:37 
    男:ああー、参ったな。
    俺:・・・
    男:あの、入院とか治療の開始とか、すぐ始めないといけませんかね?
    俺:ええ、それはもう。すぐにでも取り掛からないと。
    男:うーん。一ヶ月待って頂けないですか?
    俺:何かあるのですか?
    男:母親が、来月楽しみにしていた旅行があるんです。俺がこんなんだって知ったら、とても
       安心して行けないでしょうし。
    俺:そうですか。ですが猶予もそうないのが現状です。
    男:ですよねえ。参ったなあ。そういや、再来月は父親の誕生日なんですよ。
    俺:・・・

    278 名前:名無し職人 sage 投稿日:2008/08/25(月) 22:49:48 
    男:参ったな、ほんと、参った・・・。時間全然足りないですよ。まだ、親孝行してないんですよ。

    段々と声が震えてくる。

    男:両親に、いつか生でオーロラ見せてやるって約束したんですよ。このまんまじゃ、孝行どころか
      最悪の親不孝者じゃないですか・・・。

    他にも、兄弟にああしてやりたかった、友人にこうしてやりたかった、職場で迷惑かける、
    など、自分の身の上よりも、あくまで周囲への迷惑が申し訳ないと悔やんでいた。
    最後の方は泣き崩れてしまった。

    こんな状況ですら、他人の事ばかり考えられるような若者が、どうして死を目前とせねば
    ならないのだろうか。
    どれだけ体験したって、決して慣れるもんじゃない。
    そして、こんな若者一人救えない俺の不甲斐無さに、一緒に泣いてしまった。

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    コピペ新聞 - 余命宣告
    2010-02-01 2010-06-12 (via pinto, konishiroku) (via quote-list) (via oosawatechnica) (via yaruo) (via ipodstyle)