自分に気のある異性というのはセックスさえしなければ概ね異常に優しい。死にたい、を装って惨めな気分になって慰めてもらう。でも慰めてもらいたいのは本当は死ねない自分なのだ。
最後に昔のセフレから一年以上ぶりに電話があって動揺した。23日が終わって、まだ電話は続くのだった。
今は中年のデザイナーとダブル不倫をしているらしい。あらあら、キミ本当好きね浮気とか。
「総合すると奥山の癖にしょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーもない生き方してるんだね」
「このままレールに乗ってけば一生安泰だよ。冷静に考えてみるに、俺経歴だけ見たらそこそこ手堅い生き方してると思うんだよねぇ」
「リスク背負えよ! 一文無しのすっからかんになってもいいって覚悟で自分の好きなことを好きなように好きなだけやってやってやり尽くせよ! 死んだ方がマシだぞ今のあんた! もうあんまりにもしょうもなさ過ぎて久しぶりに会ってセックスしたいとかって気にこれっぽっちもならんわチンカス!」
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